ハーレー 一目瞭然総ざらい

バッテリー 寿命・充電器による充電方法・交換時期と交換方法とは

オレンジ色のハーレー

ハーレーのみならず、バイクはバッテリーを通して動いています。バッテリーが弱くなるとアイドリングが安定しなくなり、弱々しい動き方になります。その状態がさらに続くとエンジンスタートしようにも動かせなくなってしまいます。そうならない為にも、日頃の点検が大切なのです。

バッテリーについてですが、大きく分けて二種類あります。
一つ目が開放型で、二つ目がMF型です。開放型バッテリーは、バッテリーのキャップ部分の開閉することが出来るのが特徴です。開閉する事でバッテリー液等を自分で補充する事が出来ますが、定期的なメンテナンスが必要になります。MF型バッテリーについては、開放型とは逆でキャップ部分の開閉が出来ないタイプのものです。開閉出来ない事からシールドバッテリーとも呼ばれます。自分でバッテリー液を補充する必要が無く、開放型と比べて手間がかからない事がメリットになります。現在のバイクはメンテナンスフリーのMF型を採用しているのが多いです。
ハーレーに使うバッテリーは開放型かMF型かに分かれますが、同じハーレーでも適合するバッテリーは異なりますので、バイクに合ったバッテリーを使いましょう。

バッテリーの基礎知識については以上になりますが、充電方法と交換の仕方について説明します。一般的な方法としては、市販のバッテリー充電器を使用する方法です。市販の充電器を使う場合、バッテリーと充電器の電圧が適合しているか、開放型かMF型に適合しているかの確認を必ず行いましょう。間違った使い方で充電すると、バッテリーが破裂する恐れがあります。

充電方法については以上になりますが、次に、交換の仕方について説明します。充電器で充電してもすぐにバッテリーが上がる場合、バッテリーの寿命が考えられます。交換時期が迫っているので、早めにバッテリー交換をしましょう。交換する前に必ずエンジンを切ります。切ってある事を確認してから、バイクにあるバッテリーボックスからバッテリーを取り出します。ボックスの位置は車種によって異なります。ボックスを見つけたら、バッテリーは固定金具で留められているので外します。外したら、バッテリーのマイナス端子からボルトを外しましょう。
次にプラス端子のネジを外して古いバッテリーを取り出します。取り出したら、新しいバッテリーを入れ、プラス端子からマイナスへとボルトを付けます。最後に固定金具で留めて、交換完了です。